2010年3月12日
オールブラックスメディアセッション 最小化

オールブラックスのミルス・ムリアイナ選手、ブラッド・ソーン選手のコメントと、秩父宮ラグビー場でのトレーニングレポートをお届けします。

◆ミルス・ムリアイナ選手
ミルス・ムリアイナ選手昨日到着したばかりですが、東京はとてもいい場所だと思います。まだホテルの窓から外の様子を見ただけですが、緑が多い、歴史的な建物がある、という印象を持ちました。また、日本の人達はとても礼儀正しいと感じました。滞在中、なるべく日本の人達と触れ合いたいと思っています。昨日、空港で出迎えてくれたファンの方もいました。土曜日は、みなさんにいい試合をお見せしたいと思います。新しい場所を訪れるときは、みんないつも楽しみにしています。今回の遠征を、初めて訪れる新しい場所、東京から始められたことは、とてもエキサイティングなこと。チームメイトと話していたのですが、日本で楽しみなのはやはり日本食。スシや鉄板焼きなど楽しみです。

私自身、このツアーをとても楽しみにしていました。練習をかなりこなしてきていたので、調子もとても良好です。他のスコッドもいい状態だと思います。6週間という長い遠征ですが、その後にはリフレッシュできる休みが待っているので、問題ないでしょう。

また、その先の2011年にはワールドカップがあります。あと2年。2年という年月は決して長くありません。今から環境を整えること、正ポジションをつかまなければなりません。

今回、欧州遠征に行く前に日本に立ち寄れたことは、私達の準備の面においても、ワールドカップのような長い遠征を想定するととてもプラスだと思います。加えて、新たな国にラグビーをアピールできる非常にいい機会でもあります。

相手のワラビーズは、戦略を過去3戦から大きく変えはしないと思っています。トライネーションズ終了後、彼らを徹底的に分析しました。カギはフィジカル面とセットプレー。その辺りで自分達のシナリオどおりにしっかりプレーし、特に序盤で自分達の試合にもっていくことが大事だと思います。

31日の試合に向けて、とても気合が入っています。今年のブレディスローカップはすでに勝ち越しが決まっていますが、今回も、伝統の一戦であること、ワラビーズが強敵であることに変わりません。また、場所が第三国になっても、我々とワラビーズの熱い戦いへの意気込みが変わることはありません。

日本のファンのみなさんには、セットプレーの強さなどを通して、ふだんみなさんが見ているラグビーとは違ったラグビー、そして、ボールが良く動くエキサイティングなラグビーをお見せしたいと思っています。

◆ブラッド・ソーン選手
インタビューに答えるソーン選手日本には初めて来ました。歴史に興味を持っているので、歴史的な建造物などを訪れてみたいと思っています。

こちらへ来る前、ウェリントンでチームづくりをしてきました。オールブラックスは、フィジカルが強く、スキルも高いチーム。その特徴を出し、フレアなラグビーを日本のみなさんにお見せしたいと思っています。

我々とワラビーズの間には、長い伝統のある歴史があります。最近の対戦はオールブラックスの勝利が多いですが、彼らは今、勝利を欲しているチーム。油断するのは危険です。土曜日の試合もハードな戦いになるでしょう。他のテストマッチと全く変わらず、プレッシャーが大きいと思いますが、ポイントはセットプレーだと思います。また、最初の時間帯を制することも大事なポイントです。
ワラビーズで注目しているのは、落ち着いたプレーと高いスキルを持つギタウ選手。FWが機能すれば、彼からどんどんボールが供給されるはず。しかし我々にもカーターという名スタンドオフがいますから、いい勝負になるはずです。

私にとっても、東京での一戦は楽しみで大きな舞台。いつもと違う舞台で、東京のみなさんにいいパフォーマンスをお見せしたい。ワラビーズの選手達にもぜひ同じ思いでいてほしいですね。互いにいいプレーをして素晴らしい試合をお見せできたらと思います。

日本にはトップリーグがありますし、日本の選手がニュージーランドのクラブチームに来ている話もよく聞きます。そのような土壌のある日本では、スタジアムがエキサイティングな雰囲気になる試合ができると思います。ハカも披露するので、きっとさらに盛り上がるでしょう。

私達は、オールブラックスの黒いジャージに袖を通した瞬間、百年の歴史とプレッシャーを背負います。しかし同時に、そのチャンスを素晴らしい挑戦と受け止めており、すべての機会を大事にやっていきたいと常に思っています。

今回日本に立ち寄って行う試合は、勝つことがもちろん目標です。同時に、日本のラグビーの魅力を伝えることも大事なこと、ワラビーズにもそう感じていてほしいですね。

因みに31日のハロウィーンは、いい試合をお見せすること以外、特に予定していることはありませんが、私はこういう顔ですから、仮装する必要はないですよね(笑)

あいにくの雨
あいにくの雨

秩父宮ラグビー場 トレーニングレポート

台風も近づくあいにくの雨の中、来日後初めて、ニュージーランド代表、オールブラックスの選手たちが身体を動かしました。

秩父宮ラグビー場に降り立った選手たちは、冷たい雨も気にせず芝の感触を確かめながら、ウォーミングアップ。

最初は全員で丸いボールを使ったサッカーで身体をほぐした後、楕円球を手に活動開始。

今年の6月、ここ日本で行われたU20世界ラグビー選手権で活躍したザック・ギルフォード選手のように、馴染みのある顔から、主将のリッチー・マコウ選手のような世界の「顔」が勢ぞろい。いよいよオールブラックスが世界最強対決にむけて、始動です。

秩父宮に降り立つオールブラックス
秩父宮に降り立つオールブラックス
メディアセッション 最小化

ニッスイ東京 2009 ブレディスローカップ

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